この局面を10秒で覚えられますか?
記憶力の良い方なら覚えられるでしょうが、私は2~3分かかります。
では、この局面を3秒で覚えられますか?
これはできる人が多いはずです。あるいは、コツを知れば3秒以内に
覚えることが可能です。
この記事では 4 x 4 マスで駒配置を素早く覚える方法について述べます。
4 x 4 マスで駒配置の覚え方を述べる前に、知っておきたいことがあります。
それは「 ボードを見ていては駒配置を覚えづらい 」ということです。
どういうことかと言うと、上図の駒配置を覚えようとする時、駒を見ながら
覚えようとするより、その駒配置をすばやくイメージとしてとらえたら
すぐ見るのを止め、頭の中で視覚化します。
視覚化することができれば、駒配置を覚えられる、ということです。
それを踏まえた上で、すばやい駒配置の覚え方を学んでいきましょう。
以下の方法は自分が考えた方法ですので、もっと早く駒配置を覚える方法も
あるでしょうし、方法は人それぞれですから、1つの参考として見てください。
4 x 4 マスの駒配置を覚える時、方法は2つあります。
1.一目で覚えられるパターン
駒数が少なかったり、覚えやすい形のため、駒配置を一瞬で覚えられる場合です。
参考例
個人差はあるでしょうが、それらの駒配置は一瞬で覚えられるはずです。
K: King
Q: Queen
R: Rook
N: Knight
B: Bishop
P: Pawn
2.駒配置の形をパターンで覚える
パターンは沢山ありますが、パターンを知っておけば、駒配置を覚えるのが
早くなります。参考例を見ていきましょう。
縦または横つながり
斜めつながり
正方形または長方形
三角形
ジグザグ形
L 字形
4 x 4 マスの中で駒が多いと L 字形に気づきづらいことが多いですが
駒配置を覚えづらい時は、L 字形を探してみると良いことがよくあります。
T 字形
十字形
U 字形
2つの駒位置がナイトの利き関係
1つまたは2つ間が空いている
1マスずれている形
駒が多い時は L 字形で覚えた方が覚えやすい場合もあります。
隣のファイルまたはランクでつながる
左右対称または上下対象
4 x 4 マス内の駒配置を見た時に、どのパターンで覚えればいいか?
分かると、駒配置を覚えるのが早くなります。
練習として、この局面で 4 x 4 マスエリアごとに駒配置を覚えてください。
何のパターンで覚えれば良いでしょうか?
以下は、自分がとらえたパターンです。
黄色い線に触れてない駒は、黄色線上にある駒配置を先に覚え、それから
その駒配置に関連させて覚えます。
駒が多い場合は、いくつかのパターンが見られる場合もあります。
左下の 4 x 4 マスエリアでは、L 字で覚えた方が覚えやすいです。
ただ、その L 字に気づきづらいでしょう。
駒配置のパターンは 4 x 4 マスの中だけに限らず、4 x 4 マスをまたがって
形成している場合もあります。
さて、まだ続きがありますが、記事が長くなるため、次の記事に続きます。
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